医院取材 インプラント

インプラントを必要としない人生を、予防から支えたい

鈴木章弘院長に聞く、歯を守る診療とインプラントへの向き合い方

医院取材プロフィール

鈴木歯科医院

取材日
2026年9月30日
取材先
鈴木歯科医院
院長
鈴木 章弘 先生
所在地
千葉県東金市

最寄り駅JR東金線「東金駅」からタクシー利用

この記事で紹介するポイント

  • インプラント指導医が予防と小児歯科を重視
  • CTによる診断と骨の状態に応じた治療計画
  • 歯科衛生士・スタッフと取り組む継続的な予防ケア
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記事種別
医院取材
情報確認日
2026年10月
主な情報源
医院取材・医院公式サイト
取材日
2026年9月30日
鈴木歯科医院・鈴木章弘院長|インプラントを必要としない人生を予防から支えたい

大学病院のインプラント外来で長年診療に携わり、現在は日本口腔インプラント学会の専門医・指導医として後進の指導にもあたる鈴木章弘先生。

インプラントを専門としてきた立場だからこそ、予防の大切さを伝えたいと話します。

千葉県東金市の鈴木歯科医院では、失った歯の機能を補う治療とともに、乳幼児期からの食生活や日々のケアにも目を向けています。

治療と予防を通じて、患者さんの人生を長く支える診療への思いを伺いました。

本記事のQ&Aは取材内容を趣旨に沿って編集したものであり、発言の逐語録ではありません。治療方法・費用等の補足情報は医院公式サイトをもとに整理しています。

インプラント指導医が、予防を大切にする理由

Q.インプラントの特集で、まず伝えたいことは何でしょうか。

鈴木先生私はインプラントの指導医ですが、インプラントを必要とせずに過ごせる人生の方が、幸せだと思うんです。

だから当院では、小児歯科や予防にも力を入れています。歯を治すことだけではなく、食生活や歯磨きのアドバイスをしながら、治療をできるだけ少なくしていきたいですね。

患者さんにも、「むし歯の治療を繰り返すのではなく、食生活や歯ブラシの相談をする関係でいたい」とお話ししています。

インプラントを勧めることそのものよりも、予防の大切さを知っていただきたい。私のこうした考え方を、今回の記事でも伝えていただけたらと思っています。

必要になったときは、笑顔で過ごせることを大切に

Q.インプラント治療で、最も大切にしていることを教えてください。

鈴木先生その患者さんが、笑顔で過ごせることです。

必要以上に侵襲を大きくせず、患者さんの骨の状態に応じて、できるだけ身体への負担を抑えた治療を選択します。

そのうえで、10年、20年と、トラブルなく過ごしていただくことを目指しています。

編集部注:これは治療の目標・診療方針です。痛みや合併症が起きないことや、一定期間の使用を保証するものではありません。

身体への負担を考え、検査から治療を組み立てる

鈴木先生が大切にしているのは、骨の状態に応じて、必要以上に侵襲を大きくせず、身体への負担を抑えた治療を選ぶことです。骨造成そのものを避けるという意味ではありません。

父から受け継いだ、患者さんの人生を見る姿勢

Q.患者さんの将来まで考えるようになった背景はありますか。

鈴木先生父も歯科医師で、私はその医院を引き継ぎました。

父は、目の前の歯を治すだけでなく、その患者さんがどうしたら元気になれるのかを考える人でした。そうした背中を見て育ったことは、今の自分につながっていると思います。

私も、お口だけを見るのではなく、一人の人として患者さんと接していきたい。その方のこれからの10年、20年を考え、人生と向き合うような診療をしたいと思っています。

Q.診療の中で大切にしている言葉はありますか。

鈴木先生「口は命の入り口、心の出口」という言葉です。

以前、本で出会った言葉なのですが、その通りだと感じています。お口から入るものは、その人の身体をつくり、暮らしにもつながっていく。だから、食べることや食生活も含めて関わっていきたいですね。

治療の後も、日々のケアを一緒に考える

インプラント治療の案内には、人工歯を装着した後も、清掃状態の確認とクリーニングを続けることが記載されています。手術で機能を補うことと、その後を見守ることは、同院の診療の中でつながっています。

予防の入り口を、乳幼児期の暮らしの中に

Q.小児歯科では、どのようなことをお伝えしているのでしょうか。

鈴木先生歯磨きのことだけではなく、離乳食や普段の食事、抱っこの仕方、スプーンの選び方などからお話ししています。

むし歯の予防では、お砂糖をどうとるか、どのタイミングでとるかも大切にしています。甘い飲み物との付き合い方も含めて、生活の中でできることをお伝えしたいですね。

お子さんが小さいうちから歯科医院に関わって、定期的に通うことが当たり前になってほしいんです。子どもたちの会話の中で、「歯医者さんは定期的に行くところだよね」と広がっていくようになったらいいなと思います。

定期的に会えるから、成長を一緒に見守れる

Q.長く患者さんと関わる中で、うれしいと感じるのはどんなときですか。

鈴木先生幼稚園の頃から診ていた子が、もう小学6年生になって「卒業なんだ」と話してくれたことがありました。初めの頃は、お口の中を見るのも難しかったんです。

昔のカルテを見返すと、「そういう時期もあったな」と思い出します。定期的なメンテナンスで会い続けるから、その子の成長を見守ることができる。自分も少し支えられたような気持ちになりますし、そういう関わりができることを、とてもうれしく感じています。

予防を支える主役は、歯科衛生士とスタッフ

Q.これから、どのような歯科医院にしていきたいですか。

鈴木先生私だけが主役ではなく、歯科衛生士やスタッフが主役になる医院にしたいですね。

予防に関わったり、子どもたちのお口の使い方を支えたり、スタッフが力を発揮できる場があります。指示を待つのではなく、自分たちに足りないことや、技術を高めるためにできることを考えてもらう。ミーティングで話し合い、次までに取り組んでみる。そうした積み重ねを大切にしています。

取材時には、スタッフが中心となって「鈴木歯科医院祭り」を企画していました。レジンアートや歯医者さん体験などを通じて、子どもたちに「歯医者さんは怖くない」と感じてもらうための取り組みです。先生一人ではなく、チームで通いやすい場所をつくろうとしています。

歯を補う治療と、歯を守る予防を切り離さない

今回の取材から伝わってきたのは、インプラントを勧めることそのものよりも、その方が笑顔で暮らせることを大切にする姿勢でした。

必要な治療に向き合いながら、将来の治療を少なくするための関わりも続ける。鈴木歯科医院の予防とインプラントは、患者さんの人生を長く支えたいという思いで結ばれています。

インプラント治療を検討する方へ

以下は鈴木先生の取材発言ではなく、2026年10月8日に医院公式サイトを再確認し、編集部が整理した補足情報です。

鈴木歯科医院のインプラント治療は自由診療(公的医療保険の適用外)です。費用は医院公式サイトに記載されている税込金額です。

項目 金額(税込)
インプラント1本の治療例(単純) 440,000円
インプラント1本の治療例(骨移植:中規模) 517,000円
術前検査・診断料 11,000円
インプラント埋入(手術費用) 220,000円
上部構造(セラミックの被せ物) 220,000円
サージカルガイド 7,700~110,000円
ソケットリフト 22,000円
骨移植・中規模 55,000円
骨移植・大規模 110,000円
サイナスリフト 165,000円

費用について:440,000円と517,000円は医院公式サイトで総額として提示されている治療例です。個別項目を単純合算して総額を再計算していません。検査やガイドなどが例示額に含まれるかは医院への確認が必要です。症例や追加処置によって実際の費用は異なります。

治療の流れと期間・通院回数

  1. 相談・検査
  2. 治療計画の説明
  3. インプラント埋入手術
  4. 経過確認・人工歯の装着
  5. 定期的なメンテナンス

手術の進め方は骨などの状態によって異なります。医院固有の標準的な治療期間・通院回数は公開情報から確認できませんでした。本記事では数値を補っていません。具体的な期間・回数は、検査後に医院へ個別に確認してください。

主なリスク・副作用

  • 手術後の痛み・腫れ
  • 使用状況などによる破損
  • インプラント周囲炎
  • 外科処置に伴う合併症
  • 全身状態・服薬・喫煙等が治療に影響する可能性
  • 神経に関するトラブルやアレルギーなどの可能性

検査や予防に取り組んでも、すべてのトラブルを防げるわけではありません。公式サイトでは、手術後の痛み・腫れ、使用状況などによる破損について案内されています。それ以外の項目は、外科処置を伴うインプラント治療を検討する際の一般的な確認事項として編集部が整理したものです。

保証制度

医院公式サイトでは、人工歯根は10年、人工歯は5年の保証を案内しています。使用状況などによって保証対象外となる場合があります。具体的な保証条件は医院への確認が必要であり、治療結果や使用できる年数を保証する意味ではありません。

お話を伺った先生

鈴木 章弘(すずき あきひろ)先生
鈴木歯科医院 院長
日本口腔インプラント学会 専門医・指導医
歯学博士(インプラント研究)

経歴

  • 岡山大学歯学部 卒業
  • 東京医科歯科大学 研修歯科医師
  • 東京医科歯科大学インプラント外来 勤務
  • 東京医科歯科大学インプラント外来 大学院
  • 東京医科歯科大学インプラント外来 非常勤講師
  • 鈴木歯科医院 院長

経歴は2026年10月7日に鈴木先生から提供いただいた情報に基づきます。

資格・所属・役職

  • 日本口腔インプラント学会:指導医・専門医
  • 日本歯周病学会:会員
  • 日本顎顔面インプラント学会:会員
  • 日本小児口腔発達学会:会員
  • IIRDインプラント再建歯学研究会:理事(インプラント100時間講習・専門医育成コース)

受賞歴

  • 2017年 顎顔面インプラント学会 優秀発表賞
  • 2018年 顎顔面インプラント学会 最優秀論文賞

講演・執筆

  • 2019年8月 インプラント学会シンポジウムで講演
  • 2013年 デンタルダイヤモンド「インプラントメインテナンス」共著

学会資格・受賞歴・所属は経歴を確認するための情報であり、患者さんごとの治療結果を保証するものではありません。学位および一部の所属・経歴は2026年10月7日に先生から提供いただいた情報、資格・受賞歴等は医院公式サイトもあわせて確認しています。

医院基本情報

医院名 鈴木歯科医院
所在地 〒283-0801 千葉県東金市八坂台3-1-7
電話番号 0475-52-1781
アクセス JR東金線「東金駅」からタクシー利用
診療時間 月・火・水・金・土 8:40~13:00/14:30~18:00
休診日 木曜・日曜・祝日
診療体制 完全予約制

土曜日は矯正治療日の案内もあるため、インプラント相談・治療の対応日は医院へ確認してください。

患者さんの受け入れ状況

2026年10月8日に医院公式サイトを再確認した時点では、一般の新規患者さんの受け入れを一時停止し、2026年12月からの再開予定と案内されています。再開後も初回予約まで3か月以上かかる可能性があるとされています。急な症状がある新規の方には、現在は他院の受診を勧める案内があります。

インプラント相談には別途時間を設けていると案内されていますが、メール相談は来院予約の確定ではありません。最新の受け入れ状況、相談日程、治療の受け入れは医院へ直接確認してください。

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メール相談は来院予約の確定ではありません。掲載内容や受け入れ状況は変更される場合があるため、最新情報は医院公式サイトで確認してください。